最近、スタッフからのご報告がメインになっていますが・・・。


by tokuratakako
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「やまぐち産業戦略推進計画」の充実(平成26年3月定例会一般質問)

 こんにちは。とくらたかこです。3月11日に行いました一般質問(2項目目)は以下のとおりです。

 ②「やまぐち産業戦略推進計画」の充実について

 やまぐち産業戦略推進計画の充実についてお尋ねしたいと思います。
 知事は、「地域の活力を高めて、山口県を元気にする」、そのことを五つの政策の柱の最初に掲げられました。選挙期間中も何度も、山本前知事の産業戦略をしっかりと引き継ぐと主張されているのを報道などで見ておりました。
 瀬戸内の産業集積を山口県の強みとして生かしたい、そういう前知事の思いが詰まっている、やまぐち産業戦略推進計画への県民の期待は大きかったと思いますので、それを一層充実し、スピード感を持って実行されるという村岡知事の実行力にも期待したいと思います。
 そこで、この計画を一層充実させるとは、具体的にはどのようなことをお考えでしょうか。もし既にお考えのものがございましたらお示しください。

 私が、やまぐち産業戦略推進計画の中で注目しているのは、慢性的な水不足が課題である周南地区の工業用水や国際バルク戦略港湾の整備、そして水素ですが、工業用水については、先ほど弘中公営企業管理者が二部料金制にも触れていただきまして、私も委員会で取り上げましたが、本当にうれしいと思いますので、瀬戸内コンビナート生成の水素を生かした水素先進県の実現を目標とした、水素利活用による産業振興と地域プロジェクトについてお尋ねしたいと思います。

 副生水素の発生量が全国トップクラスであると言われている山口県が、その強みを生かして水素先進県として全国に先駆けるためには、液化水素ステーションの誘致のほかにどのような取り組みが進んでいるのかお伺いします。
 液化水素ステーション誘致については、どんどん具体化されており、周南市民の一人として大変喜んでいます。水素で走る自動車は、これまで、究極のエコカーと言われながら、技術面やコストの問題などで普及は困難だとされてきましたが、2011年1月に、国内の自動車会社とエネルギー事業者13社が「2015年に、燃料電池車を投入すること及び四大都市圏を中心に水素ステーションの整備を目指す」との共同声明を発表し、政府も、水素ステーションの設置費用の補助、規制の見直し、初期需要の創出などの取り組みに着手されるなど、急速に現実味を帯びた取り組みとなりました。そして、2015年の燃料電池車市場投入に向けて、四大都市圏を中心に100カ所の水素ステーションを整備し、燃料電池車の世界最速の普及を目指す、とした日本再興戦略につながっています。

 この動きに合わせ、県と周南市が協力して液化水素ステーションの誘致が進められており、昨年の11月27日の第二回周南市水素利活用協議会では、その候補地が山陽自動車道徳山東インターチェンジから5分程度の場所だと発表されました。協議会を傍聴させていただきましたが、その候補地が適当かどうかについて、率直な意見交換がされていました。
 交通量やマーケットについては、初期段階では、まだまだ燃料電池車の価格が高くて、最初から民間の方が次々と買っていくということは想定できないだろうから、初期需要はある程度政策的につくっていく必要があるだろうと、県の職員さんが話されていました。その初期需要をどうつくっていくかは今後の検討であり、公用車、民間企業の社用車、常に走っているバス、フォークリフトなど民間にもお願いして回り、多様な用途で初期需要をつくっていく必要があると説明されていました。

 私は、素人考えですが、ぜひ一般の車好きの方を巻き込んで、楽しい初期需要づくりを進めていただきたいと思っています。価格が高くて購入することはかなわないけれど、新車が出たら試乗してみたいと考える多くの車好きの方々が私の周りにもいらっしゃいます。そんな方々に実際に山口県で走ってもらい、燃料電池車の乗り心地や走行距離などを測定する実証実験に取り組む案を考えてみました。
 全国の車好きの方々の希望を募り、予約制として、県で購入した燃料電池車、または試乗車としてメーカーから提供していただけると大変うれしいと思いますけれど、それを各メーカーが出された燃料電池車に試乗してもらい、500キロとも600キロとも言われている走行距離を、実際に周南の水素ステーションで充填した試乗車で県内の観光スポットや道の駅などを自由にスタンプラリーのような形でめぐってもらい、さらに一泊程度のドライブ旅行を楽しんでもらいながら、どのくらい走行距離が伸びるかを記録したデータを自動車メーカー等へ報告する。走行距離が長いことが電気自動車との比較で強みと言われている燃料電池車ですが、自動車メーカーも実際の走行距離のデータは集めたいと思います。
 また、宿泊費などは自己負担でも参加してみたいという車好きの方はたくさんいらっしゃると思います。この水素の初期需要づくりは、山口県の観光にも生かせると思いますので、何とか具体化できないかなと、まちづくり仲間と話しています。

 山口県環境基本計画では、平成32年までに、水素ステーションを県内4カ所に設置することを目標としていますので、県内のどこに必要かという候補地選定にも役立つ実証実験だと思います。四大都市圏ではない、地方都市での水素ステーション設置となるのですから、その特徴を生かして、都市圏以外の場所を走る燃料電池車の実証実験に全国から車ファンが詰めかけるというのも、県の広報の方法によっては夢ではないと思いますので、お若い知事の柔軟性に期待しています。


◎ 緑色の文字にした部分は、当初予定していなかったのですが、他の議員の質問でのやり取りを聞き、加えたものです。
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by tokuratakako | 2014-03-13 08:08 | とくらたかこです。