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「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか(中村 哲さん)

 恥ずかしげもなく、よくこんなチラシがまけるものだと、A PLACE IN THE SUN のpochiさんが米軍再編による空母艦載機などの岩国基地移転に反対している岩国市の井原勝介市長へのリコール運動のチラシを紹介してくださっていて、いっしょに怒りの声をあげたいし、ファミリー メンタル クリニックさんの再編交付金 露骨だなあ にも反応したいのですが、27日の記事に追記したように、事務所の引越し等で、ブログを書いてる場合か!と怒られれそうなので、朝、書きかけにしていたものをそのままUPしておきます。あせっているので、TB等は明日になるかも・・・。すみません!

「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか(中村 哲さん)_e0067429_711168.jpg


 先日、中村哲さんがテレビに出演されていた と書いた時、ペシャワール会のサイトをリンクしておいたのですが、よく見ていませんでした。今朝、あらためて、のぞいていみると、「中村医師の報告」というのがありました。
 最新の報告は、「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしいでした。
~「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか~
というサブタイトル。国会で、アメリカへの貢献を「国際貢献」という言葉にすりかえている方々に、つきつけたい言葉なので、一部引用させていただきます。
 テロ特措法延長問題を議論する前に、今なお続く米国主導のアフガン空爆そしてアフガン復興の意味を、今一度熟考する必要があるのではないか。日本政府は、アフガンに1000億円以上の復興支援を行っている。と同時にテロ特措法によって「反テロ戦争」という名の戦争支援をも強力に行っているのである。

 「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか。干渉せず、生命を尊ぶ協力こそが、対立を和らげ、武力以上の現実的な「安全保障」になることがある。これまで現地が親日的であった歴史的根拠の一つは、日本が他国の紛争に軍事介入しなかったことにあった。他人事ではない。特措法延長で米国同盟軍と見なされれば反日感情に火がつき、アフガンで活動をする私たちの安全が脅かされるのは必至である。繰り返すが、「国際社会」や「日米同盟」という虚構ではなく、最大の被害者であるアフガン農民の視点にたって、テロ特措法の是非を考えていただきたい。


とくらBlogより転載です。
by tokuratakako | 2007-10-31 20:31 | とくらBlog

山口県議会議員 戸倉多香子の活動報告です。


by tokuratakako