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11月11日 図書館を学ぶ会講演会

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戸倉が議員研修会で不在の中、新南陽図書館で開催された「図書館を学ぶ会講演会」(主催=新南陽図書館友の会、図書館友の会山口県連絡会)に出かけてきました。

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報道などご存知の方も多いかもしれませんが、周南市は再開発を進める徳山駅ビルに、民間運営の図書館を開設するため、レンタル大手のツタヤを運営するカルチャア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と協議を進めているということです。この民間活用方式は、すでに佐賀県武雄市の市立図書館が導入しており、図書館でスタバのコーヒーが飲める等、話題になっています。
ただ公共の図書館に利益を追求する民間会社が入ることには賛否両論があり、主催する新南陽図書館友の会代表の山本さんは「まずは市民に考えてもらうきっかけにしてもらいたい」と開催趣旨を説明されていました。


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講師は、武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会の代表世話人である井上一夫さん。井上さんは元武雄市職員で、土木建築が専門。職員の頃は武雄市まちづくりの総合計画作成等に関わっていたそうです。

井上さんは現在の民間運営図書館には反対の立場で、パワーポイントを使って武雄市図書館の現状や問題点を説明されていきました。たくさんの指摘がありましたが、その中のいくつかを抜粋すると

・武雄市長は市民に説明なく、いきなり記者会見でCCCとの提携を発表した
・蔦谷図書とスタバの商業スペースが大半で、図書館スペースは少ない
・背の高い書架は見栄えだけの演出
・公共施設としての安全性の確保がなされていない
・図書館司書と書店員が一緒
・武雄市の歴史・文化を学ぶスペースを廃止した
・地元書店への影響
などなど。

報道等では、武雄市図書館は365日9時-21時営業、スタバ、DVDレンタルなどの効果で、来館者が大幅に増え、週末はいつも満車状態、従来図書館を利用していなかった世代の姿が多くなったなどと伝えられている。

会場からの「民間ノウハウで利用者が増えたことはメリットではないか」との質問に、井上さんも「確かに今のところ」と否定されなかったが、市民活力を売りにした伊万里市民図書館、長崎医大との連携で癌に関する資料が全国屈指の長崎市立図書館などの例を出し、「武雄市立図書館では、来館者の多くは物珍しさで来られた県外者、視察団、スタバ・レンタルが目的の若いカップルなど。しかしこれは一過性のものでしかない。本当に大切なのは、伊万里や長崎のように自分たちの図書館に何を担わせるかではないでしょうか」とおっしゃっていました。
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by tokuratakako | 2013-11-12 18:48 | 活動報告(ちょうさ担当)

山口県議会議員 戸倉多香子(ちょるるに頭を撫でられている)の活動報告です。2016年3月まで


by tokuratakako
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