4大都市圏(東京、名古屋、大阪、福岡)以外で初となる水素ステーション「イワタニ水素ステーション山口周南」の開所式が櫛ヶ浜の現地で開催されました。
開所式には、岩谷産業の野村社長をはじめ、経産省の畑野中国経産局長、村岡県知事、木村市長らが出席するなど、同ステーションへの期待の高さが伺えます。
水素エネルギーに関しては、戸倉がこれまで何度も県議会等で取り上げている通り、周南は数多くの化学メーカーがあり水素生産量は全国トップクラス、二酸化炭素を出さない〝究極のエネルギー〟とも呼ばれており、その利活用が大きく注目されています。
周南の水素ステーションは、燃料電池で動く自動車(FCV)に水素を充填する、ガソリンスタンドならぬ〝水素スタンド〟。敷地内には周南市地方卸売市場があるため、燃料電池(FC)のフォークリフトにも水素を供給できるようになっており、一般車輌とフォークリフト両方に充填できるのは、国内初だそうです。
開所式に引き続き、山口県と周南市の公用車として使用されるトヨタ待望のFCV「ミライ」の譲渡式が行われました。初めて実車を見ましたが、内外装ともトヨタらしい車です。村岡知事と木村市長がFCVに水素を充填されましたが、意外と難しくないようです。
式典後、マスコミの方々と一緒に施設の説明を受ける戸倉。
車輌価格は約700万円。国と自治体から約300万円の補助金がでるので、実質は約400万円。とりあえずミライの前で記念撮影をする戸倉。
そしてミライを試乗する戸倉。満面の笑み。「一緒に乗ってみる?」とお誘いを受けましたが、一身上の都合で今回は辞退させていただきました。