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まだ間に合うかもしれない

   再度、「ひとりひとりの底力を信じて」    (←リンク先はPDFです。)

「自民党をぶっ壊す」と言われて、小泉首相が壊されたのは、私たち日本人の自信と誇りだと思います。
小泉政権の5年間を振り返ってみますと、お茶の間にいる私たち国民は、テレビを通して、常に劇場型政治というショーを提供されました。それは楽しいものであり、感動であり、サプライズの連続でした。新しい時代が来るんだと期待しながら、小泉内閣により作られた“痛み”に耐えて、耐えて、耐えて、もう限界だと悲鳴をあげたい気持ちで迎えたのは、“言葉”の薄っぺらな時代、約束を平気で破る時代、常に敵を作って結束しようとする時代、反対意見を封じ込める時代、不安をあおって争いを好む時代、自己責任の名のもとに政府が国民の保護を放棄する時代、知っている人たちだけが得をする不平等な時代。

こんな不安な時代を受け容れて、はたして安心して子育てができるでしょうか?
私たち女性が、子供を産みたいと思えるでしょうか?
お年寄りが心豊かに暮らせるでしょうか?

明らかに“言葉”とはうらはらな政策が推し進められてきました。
「法律の中身と法律の名称がまったくの逆になっている」と指摘する方がありましたが、まさに、障害者自立支援法、議員年金廃止法、医療制度改革法という法律の名称を見ると、国会と内閣が束になって、国民をだましているとしか思えません。

政権が交代しないということは、こういうことなのでしょう。
国民の基本的権利を保障するために、相互にけん制しあうはずの三権分立は、名ばかりのものとなってしまいそうです。「国策捜査」という言葉も流行り、司法さえも大丈夫だろうかと不安になります。今や、マスメディアが第4の権力とも言われますが、4つの権力は、けん制しあうどころか、日々、結束を強めていると感じてしまいます。

その結果、“信じることのできない政府”が確立されました。そこから発表される数字は、まったく信用を失いました。そんな政府に安心して、“国民の命とお財布”を預けることができるのでしょうか?

お茶の間に垂れ流されているテレビ映像のひとつひとつを検証してみましょう。本当のことはどこにあるのか、自分の頭で考えてみましょう。地域で、職場で、学校で、率直に情報交換してみましょう。そして、いっしょに話し合ってみませんか?
おかしい!と思う感覚が麻痺してしまう前に、私たち国民が声をあげるべきだと思います。
その声をみんなで大きくしていけば、“ぶっ壊された”日本の良さをもう一度取り戻し、新たな共生の時代を迎えるために大きな力になれると思います。

まず、その声を山口からあげましょう。
きっと、全国にも同じ思いの人たちがたくさんいます。そのネットワークづくりのために、私も、あらゆる可能性を手探りしながら立ち上がろうと思います。
まだ、間に合うかもしれない。いえ、きっと間に合うと信じています。
by tokuratakako | 2006-08-08 08:08 | とくらたかこです。

山口県議会議員 戸倉多香子の活動報告です。


by tokuratakako