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見直すなら、いいものを目指したい!(子供たちの給食)

 ご報告が遅れましたけど、日曜日に開催した学校給食センター建設計画についての意見交換会は、大変有意義でした。やはり、このまま計画が進んでしまったら、子供たちに申し訳ない気がします。どうにか計画を凍結して、再検討してもらいたいものです。
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 周南市の土地を周南市が7億円ものお金を出して買うということも納得いかないし、これまでの競艇場の問題に子供たちをまきこむことも許せない気がしますが、なにより、子供たちの給食はどうあるべきか、みんなで考える絶好の機会なのに、競艇場の都合(?)で、計画が1年前倒しになり、お母さんたちがほとんど知らないうちに計画が進んでいることは残念でなりません。意見交換会で市議さんが説明してくださったのですが、山口市でもお母さんたちが闘って、自校方式を守られたそうです。
 参加者から、この計画に賛成された市議さんたちは、どういった理由からでしょうか?というような質問が出ましたが、賛成の議員さんたちは、ほとんど発言されないで、ただ賛成されたそうです。どうしてなんでしょうか?計画が子供たちのためにならないというのは明らかだけど、市執行部には反対できない、ということなんでしょうか???

 合併した市町村では、全国でこのような問題(合併特例債を使った公共事業の問題)が、多かれ少なかれ おきているのではないかと思います。うわさですが、もう、すでに業者のわりふりは決まっていると言う方があります。子供たちの食の問題より、目先の公共事業の方が大切なのでしょうか?
 意見交換会の最後に、市長さんのところにお願いに行ってみる、と言われた女性がいらっしゃいました。私も!と賛同したかったけれど、今の立場を考え、思いとどまりました。でも、参加された他の方々がそれぞれの方法で動き出されるようなので、少しほっとしています。私もできることはやっていきたいと思います。
 子供さんを連れて参加してくださったお母さんにもご意見を聞いてみて、大変感動しました。オノヨーコの言葉で、悪い人たちはすぐに結束するけれど、反対する人たちは、反対理由がそれぞれ違うので、どうしてもバラバラでになる、というのがあるけれど、どうにか結束してやっていきましょう、というようなことを言われたと思います。
 月曜日の朝、事務所に行くと、そのお母さんからFAXが届いていました。(横浜の方ですが、結婚して徳山に来られた方のようです。)元気がでたので、引用させていただきます。 
 
 横浜から徳山に来て、公園での会話
①「魚やさんに、刺身用アジとか せぐろいわし、お買い得だけど、どうやって食べるの?」「アジは南蛮づけにしたら?せぐろいわしは天ぷら。」そこにいた数人、みんなが経験者でした。新鮮な魚をちゃんと料理して食べてる!!すごい!

②「お米が、玄米でわけてもらえるけど、いる?」「ああ、うちもコイン精米やってるよ。」(半数くらいの幼稚園仲間のママ) 知人、親戚から手に入れてる!!

③ ④ ⑤ ( 省略するけど )  

⑥「実家の栗を取りに行ったよ!」

等々、こちらの人の食に関する日常からの意識は高いと実感しています。
 横浜から来た私には、どれも 手に入れることのできなかった、おどろきとぜいたく!の極み。
 こちらの人は、必ず、良いものを知っているのだから、レベルが高いのだから・・・わかってくれると信じています。スーパーで、良いものを売らないと売れない、流行らないのは意識が高い証拠だと思います。JAshopで、安い山みつを見つけました。地元の人にもうけぬきで、食べてもらわにゃー、供給しなくてはーという思いが通じてきました。東京のデパートで売れば、数十倍の値で売れる物をです。
 作物が育つ過程を知っている管理栄養士が都会に何人いるでしょうか。地元の栄養士さんだからできる、その日の献立、予算の立て方がきっとあるはずです。
 まとまりませんが(比べられませんが)南国市以上の食材と大人の心、山口の知恵と財産があるのだから!


とくらBlogより転載(12月19日)
by tokuratakako | 2006-11-01 01:44

山口県議会議員 戸倉多香子の活動報告です。


by tokuratakako